密蔵院

金剛尊院

金剛尊院

密藏院塔頭(沼部庚申)金剛尊院

庚申様の信仰は古く推古天皇の御代、聖徳太子が佛の所説に基づき「大青面金剛明王垂化記」を記述されたことにはじまります。

当院ご本尊の大青面金剛尊は、昔から多くの御信者により「沼部の庚申さま」として近郷近在に知れわたっていましたが、 安政2年(1855)の江戸大地震によって御堂が倒潰したり、大正12年の大地震や、太平洋戦争によって講中の大半が四散しました。

その間庚申様は本堂の一室に安置されていましたが、昭和27年旧来の御信者の力により、庚申講が発展し、 昭和41年5月待望の庚申堂が建立されました。そして昭和56年には密蔵院庚申堂から金剛尊院へと寺格が上がり現在に至っています。

庚申供養塔

庚申供養塔

「地蔵菩薩立像」を主尊とする庚申塔で、当寺に残る最も古い庚申信仰の足跡である。

船型光背右側には、「新奉造立供養意趣者庚申待壹塔八人現当二世安楽攸」、光背左側には、 「干時寛文元辛丑年八月吉日・沼部村」と記されており、大田区内で最も古く、 江戸初期(寛文元年=1661年)の典型的な様式をそなえたものである。 (大田区重要文化財)

大青面金剛尊立像

大青面金剛尊立像

青面金剛尊(庚申尊)は、帝釈天の使者といわれ、民間に盛行した庚申信仰の本尊として広く世に知られた。 特に本尊は、当地区民間信仰の中心的存在として「沼部の庚申さま」と呼ばれ、尊信の対象となった。

木彫寄木造りで、色彩を施し、玉眼、像高91センチ、像造銘不明、二童子、四夜叉を具備し、厨子に収められている。 作風は非常に細密、且つ雅致に富み、この種の像としては大型である。

像造年代は平成18年の修復の際、元禄7年(1694年)と判明した。 (大田区重要文化財)

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